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裏鋼お題その1
「あ…っは…、ね、大佐…っ!」 「…なに…っ」 「俺っ…!無理っ…」 「なに…が?」 「もう、いきたい…いかせ、て。…ね、んんっ」 「は…、まだ、だろう?まだ早い…」 「ちがっ!違う、トイレ…っ!トイレいかせて、出る出ちゃうからっ!」 「…え?」 「後ろっ、穴ン中でなんか、でっかいウ●コが動いてるよぉー…・っ!」 「いっ!…締めるな…っ!」 「無理。出る。ヤダ、抜いてっ!」 「っ!違う、違うから鋼のっ!だから…締めんな!」 「…違くない!ヤダヤダ抜け抜けヤダ、やっ!出る…っ」 「出ない!それ、ウ●コじゃないから!俺のチ●コだから!!」 「・・・へっ?」 「だから、締めんなっ!痛っ!ちぎれる…っ!」 「・・・違うの?ウ●コじゃなくて、チ●コ?」 「そう。そうそう。ウ●コはこんな激しく上下に動かんだろう?」 「そうなんだ?」 「そうなんだ!」 「なんだ、そっか。…よかった」 「よかったよ。違う意味で大惨事になるかと思ったよ…」 ロイエド「それ、ウ●コじゃありませんから」
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裏鋼お題その2
『…なあ、大将?』 『え?なに?』 『それって、歩きにくくないか?』 『は?』 『いや、右足と右手が一緒に出てるように見えるんだけどな、いかにも歩きづらそうだなあって思ってよ』 「―――と、言われたんだよね。今日さー」 「ほう?」 「ほう?じゃねえよ。誰のせいだと思ってんだ」 「ん?」 「だから、ん?じゃねえっての。もれなく全部アンタのせいだろ」 「あ?あー…。そうか。昨日の…」 「そうだよ。おかげで今日一日、ケツの納まり悪いのなんのって…」 「ケツとかいうな。せめておケツといいなさい」 「いや、変わんないから。つーか俺。初めてだって言ったよな?」 「言ってたな」 「なのにアンタ、ガツガツガツガツ腰振ったよな?」 「…振ったな」 「痛いって言っても止めないで、ガツガツガツガツ…」 「ガツガツ言うな。まあ…アレだ。私も些か大人げなかったかなーとは思っている」 「へえ?」 「でも、アレばっかりは大人げとか関係なくだな。男として、いや人として、というか。止まれといわれても止まれるものでもなく…。そう、車が急に止まれないのと同じ原理で…」 「今、車の話なんかしてないから」 「ああ、そう・・・」 「ごめんなさいは?」 「…え?」 「ガツガツしてごめんなさい。無茶して申し訳ありませんでした。だろ?」 「…えー?」 「えー?じゃねえよ。全然可愛くないっつの。ほら、ごめんなさい。って言ってみ?」 「無理」 「あーそう!わかった。わかりました。ではもう二度と大佐とはいたしませんから」 「えええー?」 「うっさい。本当にもう絶対しない。大佐とは!他の男とやろうとも!」 「他の男?」 「そだよ」 「誰?」 「誰って。いくらでもいるよ?まずハボック少尉。それからブロッシュ軍曹にヒューズ中佐。んでブラッドレイ大総統に…」 「待て!」 「…何?」 「なんか今、おかしなのがいたぞ…?」 「は?」 「ヒューズもそうだが、大総統って…」 「だって前々からずーーーっと、誘われ続けてるもん。俺」 「…マジで?」 「マジで」 「…ガツガツしてごめんなさいっ!無茶して申し訳ございませんでしたぁ!!」 「よし!許す!」 ロイエド「人格破壊」
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裏鋼お題その3
「んっむ」 「…っ、はっ…。だいぶ、上達したじゃないか」 「はあ…っん、あっ?凄い…、白い…」 「…なにを、今更。初めてみたわけでもあるまい?」 「ああ、光ってる…!」 「ひか…?それはないだろう?確かに箸でつまめるくらいに濃いだろうとは思うがな」 「つか、凄!…硬いし、真っ直ぐ!」 「・・・いや、イったばかりだし。そんな感動される程でもないだろうと思うんだが…」 「大佐!大佐!凄い、見て見て?」 「…あ?」 「毛っ!毛が白!チ●毛が白!」 「えっ?!」 「すんげえ!俺、初めて見た!チ●毛も白髪になるんだなー。うっわー、しかも真っ直ぐだよ? チ●毛なのに直毛。すげーっ!」 「…っ!嘘だ!」 「へ?」 「嘘だ!嘘つくな!チ●毛に白髪なんかあってたまるかっ!」 「え、いや。だってホラ。…ね?」 「それ絶対、俺のじゃない!」 「は?!何言ってんだ、この状況で他に誰が…」 「…ネコだろう?!」 「はあ?!なんでネコ?どこにいんのさ、ネコ。…つか、たった今フェラして歯に挟まってきたんだから、アンタの毛以外考えらんねえ…」 「じゃ、ネギ!!」 「ネギ?」 「昼に食べたソバに乗ってた白髪ネギだ、そうに決まってる!」 「俺、ソバ食ってねえ!」 「絶対!断じて!俺は認めんからな!!」 「…大佐?」 「チ●毛なんかじゃないからな!白髪なんかないからな…っ!」 「えーと…。あの、大佐?」 「…ああっ!鋼のっ!」 「な、何っ?!」 「抜いたな?!抜いただろう!白髪一本抜くと五本増えるんだぞ?!なんで抜いた?!増えたらどうすんだ!抜くなよ!」 「えええっー!抜いてないから、俺。勝手に抜けて挟まったんだろ?!」 「…いいけどな!ネコだしネギだし、いいけどな!!」 「いや…」 「…チ●毛じゃないもん」 「ああ、うん…」 「…違うもん」 「うん。違う、と思うよ…」 「…だよな?」 「う、うん…」 「…今、返事に躊躇ったろ?」 「えっ?!いや、そんなことないです…」 「チ●毛だと思ってるんだ・・・」 「思ってないです。…つか、仮に、もしも万が一チ●毛だとして…いや!そんなわけないんだけれども!仮定の話なんですけれども!」 「・・・」 「いいじゃんか、別に。白髪あっても」 「…総白髪になってもか?」 「俺は別に構わないけど?」 「・・・」 「じゃ、じゃあさ。もしもそうなったとして」 「・・・」 「そしたら、俺が丁寧に染めてあげるから。ゴワつかないナチュラル仕上げで!」 「・・・」 「だから、ね?大佐…」 「・・・」 「もう、泣くなよ…」 「…うん」 ロイエド「泣くな、小鳩よ」
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裏鋼お題その4
「…は」 「あっ…、いい。凄い…イイ…っ!!」 「くっ…」 「う・・・っん、ああ…あっ、キモチイイ…!」 「…ふっ」 「あああ、ヤバイ!ヤバっ、ヤバイって!!」 「は…ぁ…」 「あ、もうイクっ。イクイクイクイク…!」 「…ッ!」 「…はああ、気持ち良かった〜」 「…っは、…なあ?」 「んー?」 「アンタ、煩い」 「・・・すまん」 ロイエド「声だしていこうぜ!」
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裏鋼お題その5
鋼の錬金術師が、もずく酢を食べている。 なんでも健康にいいからと、毎食一パックずつ食すことを自らに課しているそうだ。 「大佐も食べる?」 もずくをじっと見つめていたら、そう尋ねられた。 どうしてもというのなら、分けてやらんこともない。そんな態度で横柄に。 「いや、私はいいよ」 君がお食べ。残さずお食べ。 ――私はもずくが好きではない。 * もずくと初めて出会ったのは、思い起こせば…何年前だ? あれは、学校給食でのことだった。 豆腐が出たのだ。給食で。 それは確かに豆腐だったのに、箸で中を割った途端に、微妙な色合いの糸クズが、わんさと溢れるように埋まっていたのだ。 ――ぎゃ。 心の中だけで悲鳴を上げた。 初めてみる物体X。それは未知との遭遇だった。 恐る恐る学友達を見回してみる。 ――どうしてだ。どうして誰も「ぎゃ。」と言わないんだ…! 豆腐の中に糸クズだぞ?誰もオカシイとは思わないのか。 ――ちょっと待て。 もしかして、この糸クズの正体を知らないのは、この中で私だけだというのだろうか。 そんなバカな。 皆が知っているものを、私が知らないはずがない。 そんなことがあっていいはずもない。 私は決死の覚悟で豆腐に近づき、じっと目を凝らしてその物体を観察した。 緑ががった濃茶色のそれは、もっさりふよふよ豆腐の中に存在していた。 ――どこかで見た覚えがある。 そうだ。思い出せ。 絶対どこかで見たはずだ。 そうだ、どこかで。…一体、どこだ。 でも確かに自分はこれと似た何かを必ず見知っているはずだ。 そう、あれは確か…風呂場で。 そうだ、あれは父上の。 ――風呂場? 「…あ、チンゲ?」 静かな教室内に、無邪気な私の声が響き渡った。 ……ザワ! 一瞬の沈黙の後、まるで津波のようなざわめきで室内は埋め尽くされていった。 * 「――ッ!」 「…?大佐?どした?」 「い、いや…」 子供の頃のイヤな記憶が蘇る。 全てはあのもずくのせいだ。 あの時、豆腐の中に入っていたのは、もずく。 子供たちにも美味しくもずくを食べてもらいたいって、だからって豆腐の中に入れるなよ。 あの一件以降、私についたあだ名が、 ロイ・マスチンゲ。 卒業するまでの3年間、ずっとそう呼ばれ続けてきたんだ、腹の立つ。 思い出しただけでも、この始末だ。 当時の私が、どれだけ心に深い傷を負ったのか察してあまりあるというものだ。 「…大佐?大丈夫?」 心配そうに顔を覗き込んでくる少年の手元には憎きもずく酢。 ――ちくしょう。燃やしてやりてぇ、そのチンゲ! 「ああ、すまない。心配をかけたな…」 不意に込み上げた衝動を無理矢理に抑えつけて、私はなるだけ優しげに聞こえる声でそう応えた。 なんでもないなら、いいんだけど。 はにかむようにそう言った少年の髪を梳きながら、なにがあってもこのことだけは、絶対誰にも死んでも言ってなるものかと、そう固く心に誓った。 ロイエド「ロイ・マスチンゲと呼ばれて」とか「その男、ロイ・マスチンゲにつき」でもいい。 まあ、どうでもいい。
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