●裏用のお題を探していた際に、あまりのお題数の多さに自ら作り出した『裏鋼5のお題』
表同様、思いつき一発書きのライブ感溢れる文章をお楽しみいただけると幸いです。
(シャレですから)
裏鋼お題その1


「あ…っは…、ね、大佐…っ!」
「…なに…っ」
「俺っ…!無理っ…」
「なに…が?」
「もう、いきたい…いかせ、て。…ね、んんっ」
「は…、まだ、だろう?まだ早い…」
「ちがっ!違う、トイレ…っ!トイレいかせて、出る出ちゃうからっ!」
「…え?」
「後ろっ、穴ン中でなんか、でっかいウ●コが動いてるよぉー…・っ!」
「いっ!…締めるな…っ!」
「無理。出る。ヤダ、抜いてっ!」
「っ!違う、違うから鋼のっ!だから…締めんな!」
「…違くない!ヤダヤダ抜け抜けヤダ、やっ!出る…っ」
「出ない!それ、ウ●コじゃないから!俺のチ●コだから!!」
「・・・へっ?」
「だから、締めんなっ!痛っ!ちぎれる…っ!」
「・・・違うの?ウ●コじゃなくて、チ●コ?」
「そう。そうそう。ウ●コはこんな激しく上下に動かんだろう?」
「そうなんだ?」
「そうなんだ!」
「なんだ、そっか。…よかった」
「よかったよ。違う意味で大惨事になるかと思ったよ…」




ロイエド「それ、ウ●コじゃありませんから」
モドル

裏鋼お題その2


『…なあ、大将?』
『え?なに?』
『それって、歩きにくくないか?』
『は?』
『いや、右足と右手が一緒に出てるように見えるんだけどな、いかにも歩きづらそうだなあって思ってよ』

「―――と、言われたんだよね。今日さー」
「ほう?」
「ほう?じゃねえよ。誰のせいだと思ってんだ」
「ん?」
「だから、ん?じゃねえっての。もれなく全部アンタのせいだろ」
「あ?あー…。そうか。昨日の…」
「そうだよ。おかげで今日一日、ケツの納まり悪いのなんのって…」
「ケツとかいうな。せめておケツといいなさい」
「いや、変わんないから。つーか俺。初めてだって言ったよな?」
「言ってたな」
「なのにアンタ、ガツガツガツガツ腰振ったよな?」
「…振ったな」
「痛いって言っても止めないで、ガツガツガツガツ…」
「ガツガツ言うな。まあ…アレだ。私も些か大人げなかったかなーとは思っている」
「へえ?」
「でも、アレばっかりは大人げとか関係なくだな。男として、いや人として、というか。止まれといわれても止まれるものでもなく…。そう、車が急に止まれないのと同じ原理で…」
「今、車の話なんかしてないから」
「ああ、そう・・・」
「ごめんなさいは?」
「…え?」
「ガツガツしてごめんなさい。無茶して申し訳ありませんでした。だろ?」
「…えー?」
「えー?じゃねえよ。全然可愛くないっつの。ほら、ごめんなさい。って言ってみ?」
「無理」
「あーそう!わかった。わかりました。ではもう二度と大佐とはいたしませんから」
「えええー?」
「うっさい。本当にもう絶対しない。大佐とは!他の男とやろうとも!」
「他の男?」
「そだよ」
「誰?」
「誰って。いくらでもいるよ?まずハボック少尉。それからブロッシュ軍曹にヒューズ中佐。んでブラッドレイ大総統に…」
「待て!」
「…何?」
「なんか今、おかしなのがいたぞ…?」
「は?」
「ヒューズもそうだが、大総統って…」
「だって前々からずーーーっと、誘われ続けてるもん。俺」
「…マジで?」
「マジで」
「…ガツガツしてごめんなさいっ!無茶して申し訳ございませんでしたぁ!!」
「よし!許す!」




ロイエド「人格破壊」
モドル

裏鋼お題その3


「んっむ」
「…っ、はっ…。だいぶ、上達したじゃないか」
「はあ…っん、あっ?凄い…、白い…」
「…なにを、今更。初めてみたわけでもあるまい?」
「ああ、光ってる…!」
「ひか…?それはないだろう?確かに箸でつまめるくらいに濃いだろうとは思うがな」
「つか、凄!…硬いし、真っ直ぐ!」
「・・・いや、イったばかりだし。そんな感動される程でもないだろうと思うんだが…」
「大佐!大佐!凄い、見て見て?」
「…あ?」
「毛っ!毛が白!チ●毛が白!」
「えっ?!」
「すんげえ!俺、初めて見た!チ●毛も白髪になるんだなー。うっわー、しかも真っ直ぐだよ?
チ●毛なのに直毛。すげーっ!」
「…っ!嘘だ!」
「へ?」
「嘘だ!嘘つくな!チ●毛に白髪なんかあってたまるかっ!」
「え、いや。だってホラ。…ね?」
「それ絶対、俺のじゃない!」
「は?!何言ってんだ、この状況で他に誰が…」
「…ネコだろう?!」
「はあ?!なんでネコ?どこにいんのさ、ネコ。…つか、たった今フェラして歯に挟まってきたんだから、アンタの毛以外考えらんねえ…」
「じゃ、ネギ!!」
「ネギ?」
「昼に食べたソバに乗ってた白髪ネギだ、そうに決まってる!」
「俺、ソバ食ってねえ!」
「絶対!断じて!俺は認めんからな!!」
「…大佐?」
「チ●毛なんかじゃないからな!白髪なんかないからな…っ!」
「えーと…。あの、大佐?」
「…ああっ!鋼のっ!」
「な、何っ?!」
「抜いたな?!抜いただろう!白髪一本抜くと五本増えるんだぞ?!なんで抜いた?!増えたらどうすんだ!抜くなよ!」
「えええっー!抜いてないから、俺。勝手に抜けて挟まったんだろ?!」
「…いいけどな!ネコだしネギだし、いいけどな!!」
「いや…」
「…チ●毛じゃないもん」
「ああ、うん…」
「…違うもん」
「うん。違う、と思うよ…」
「…だよな?」
「う、うん…」
「…今、返事に躊躇ったろ?」
「えっ?!いや、そんなことないです…」
「チ●毛だと思ってるんだ・・・」
「思ってないです。…つか、仮に、もしも万が一チ●毛だとして…いや!そんなわけないんだけれども!仮定の話なんですけれども!」
「・・・」
「いいじゃんか、別に。白髪あっても」
「…総白髪になってもか?」
「俺は別に構わないけど?」
「・・・」
「じゃ、じゃあさ。もしもそうなったとして」
「・・・」
「そしたら、俺が丁寧に染めてあげるから。ゴワつかないナチュラル仕上げで!」
「・・・」
「だから、ね?大佐…」
「・・・」
「もう、泣くなよ…」
「…うん」




ロイエド「泣くな、小鳩よ」
モドル

裏鋼お題その4


「…は」
「あっ…、いい。凄い…イイ…っ!!」
「くっ…」
「う・・・っん、ああ…あっ、キモチイイ…!」
「…ふっ」
「あああ、ヤバイ!ヤバっ、ヤバイって!!」
「は…ぁ…」
「あ、もうイクっ。イクイクイクイク…!」
「…ッ!」
「…はああ、気持ち良かった〜」
「…っは、…なあ?」
「んー?」
「アンタ、煩い」
「・・・すまん」




ロイエド「声だしていこうぜ!」
モドル

裏鋼お題その5


鋼の錬金術師が、もずく酢を食べている。
なんでも健康にいいからと、毎食一パックずつ食すことを自らに課しているそうだ。
「大佐も食べる?」
もずくをじっと見つめていたら、そう尋ねられた。
どうしてもというのなら、分けてやらんこともない。そんな態度で横柄に。
「いや、私はいいよ」
君がお食べ。残さずお食べ。
――私はもずくが好きではない。



もずくと初めて出会ったのは、思い起こせば…何年前だ?
あれは、学校給食でのことだった。
豆腐が出たのだ。給食で。
それは確かに豆腐だったのに、箸で中を割った途端に、微妙な色合いの糸クズが、わんさと溢れるように埋まっていたのだ。
――ぎゃ。
心の中だけで悲鳴を上げた。
初めてみる物体X。それは未知との遭遇だった。
恐る恐る学友達を見回してみる。
――どうしてだ。どうして誰も「ぎゃ。」と言わないんだ…!
豆腐の中に糸クズだぞ?誰もオカシイとは思わないのか。
――ちょっと待て。
もしかして、この糸クズの正体を知らないのは、この中で私だけだというのだろうか。
そんなバカな。
皆が知っているものを、私が知らないはずがない。
そんなことがあっていいはずもない。
私は決死の覚悟で豆腐に近づき、じっと目を凝らしてその物体を観察した。
緑ががった濃茶色のそれは、もっさりふよふよ豆腐の中に存在していた。
――どこかで見た覚えがある。
そうだ。思い出せ。
絶対どこかで見たはずだ。
そうだ、どこかで。…一体、どこだ。
でも確かに自分はこれと似た何かを必ず見知っているはずだ。
そう、あれは確か…風呂場で。
そうだ、あれは父上の。
――風呂場?
「…あ、チンゲ?」
静かな教室内に、無邪気な私の声が響き渡った。
……ザワ!
一瞬の沈黙の後、まるで津波のようなざわめきで室内は埋め尽くされていった。


「――ッ!」
「…?大佐?どした?」
「い、いや…」
子供の頃のイヤな記憶が蘇る。
全てはあのもずくのせいだ。
あの時、豆腐の中に入っていたのは、もずく。
子供たちにも美味しくもずくを食べてもらいたいって、だからって豆腐の中に入れるなよ。
あの一件以降、私についたあだ名が、

ロイ・マスチンゲ。

卒業するまでの3年間、ずっとそう呼ばれ続けてきたんだ、腹の立つ。
思い出しただけでも、この始末だ。
当時の私が、どれだけ心に深い傷を負ったのか察してあまりあるというものだ。
「…大佐?大丈夫?」
心配そうに顔を覗き込んでくる少年の手元には憎きもずく酢。
――ちくしょう。燃やしてやりてぇ、そのチンゲ!
「ああ、すまない。心配をかけたな…」
不意に込み上げた衝動を無理矢理に抑えつけて、私はなるだけ優しげに聞こえる声でそう応えた。
なんでもないなら、いいんだけど。
はにかむようにそう言った少年の髪を梳きながら、なにがあってもこのことだけは、絶対誰にも死んでも言ってなるものかと、そう固く心に誓った。




ロイエド「ロイ・マスチンゲと呼ばれて」とか「その男、ロイ・マスチンゲにつき」でもいい。
まあ、どうでもいい。
モドル

●@初体験。 A初体験、その後に。 B毛。 C声。 D秘密。
以上、裏鋼5のお題でした。