「…そう、例えば」
「なに?」
訝しげに自分を見つめるエドの瞳から視線を外すと、その白い頬に指を近づけた。
「おい、エド。…ここ、まだ栗がついてんぞ」
「え、どこ…」
僅かに気が逸れたその一瞬を見逃さず、エドの両腕を一纏めに括り上げ、片手でソファに押し付ける。
反射的に跳ね上がった小さな身体になるべく負担をかけないように乗り上げながら、四肢の動きを封じ込めた。
そうして完全にエドから自由を奪ったうえで見下ろせば、驚きからくるものか、石のように固まっているエドに思わず苦笑が込み上げるのを感じた。
「…お前。これじゃ、いくらなんでも簡単すぎだ」
「な、に?なに、これ…」
「なにって、お前が誘ったんだろ?」
「…え?誘うって、なにを…?」
「わかりやすく言うなら、セックスのお誘い」
「なあっ…!!」
「目の前で乳なんぞ揉みやがって。そういうことだろ?触ってください、揉んでください。っておねだりされてんだよなあ?俺はよ」
「…ち、違っ…!俺、そんなつもりじゃ…」
「通らねえよ」
逃げを打つエドの四肢を幾分力を込めて押さえつけながら、言い聞かせるようにゆっくりと言葉を紡ぐ。
「通らねえんだよ、エド。誘ったのはお前だろ」
怯えて揺れる金の瞳に、一体自分はどんな風に映っているのだろうと、それを思えば再び笑いが込み上げた。
「なあ、お嬢ちゃん」
口の端でくっと笑い、
「さっきの続き、見せちゃくんねえのか?それとも俺がやってやろうか…?」
耳元に唇を寄せて囁けば、エドの身体がビクリと大きく波打った。
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