ミッドナイト・シャウト




『ああ、もう…。なんで、大きい…?』
―君の中に、入れると思っただけで。
『あっは…。なにそれ、期待勃ち?その前に、…ね?』
赤く濡れた舌を出し、薄っすらとその唇に笑みを刷いて。
『口で、してあげる』
―ああ。
『…ここは?気持ち、いい?』
上目遣いで見上げてくる少年の頬が、うっすらと上気していてやけに艶っぽい。
『ねえ、大佐?俺、少しは上手くなった・・・?』
―教え方が、よかったからな。
『そう?教わり方がよかったからでしょ?…ね、大佐』
―なに…?
『俺の口の中、気持ちいい?』
―気持ち、いい。
『じゃあもっと、気持ちよくしてあげる…』
―っは。
『…好きに動いていいよ?大佐の全部、俺が受けとめてあげる』
―あ…っく、はっ…。
『大佐…。大好き…』


「うっ、は…ッ!鋼の――ッ!!」

はあはあはあはあ…。
夜更けの薄暗い室内に、激しい息遣いが虚しく響く。
片手で人肌に温められたこんにゃくを持ち、ロイは一人涙する。
「鋼の…。早く帰ってこないかなぁ…」
そう呟いて、こんにゃく臭漂う指で、そっと頬に伝う涙を拭った。